『医療安全研修』は患者さんの安全を確保するために国が医療法で各病院に年2回開催するように定めた研修です。この研修は全職員が参加して医療に関係した安全管理、感染対策、薬や医療機器の正しい使い方などを中心に専門の職種が講師を担当しています。病院では医師、看護師、栄養士、技師、ソーシャルワーカー、薬剤師、事務など多くの職種が患者さんのために働いています。医療安全研修に全職員が参加することは、患者さんの安全に関する情報を共有することに繋がります。
また、東京逓信病院では国が定めた研修以外にもより良い医療が提供できるように、さまざまな医療安全研修を行っています。その一部をご紹介します。1年目の研修医の注射・採血研修などの基礎的な事から急変した患者さんを再現した人形での医師・看護師の対応研修など専門的な事まで行っています。
今回は、医療安全研修について紹介させていただきました。患者さんには診療で実感することは少ないと思いますが、病院ではこのような研修を通して患者さんの安全確保に常に勉めています。
医療安全研修(劇)
研修医の注射・採血研修
患者さん急変時の対応研修(医師・看護師)