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ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第128号【6】
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けんこう家族 第128号【6】

| 目次 |

各診療科の今後の抱負

耳鼻咽喉科

部長 八木 昌人

部長
八木 昌人

耳鼻咽喉科は多彩な面を持っています。まず、良性発作性頭位めまい症に対する浮遊耳石置換法は1回の施行で約70%の改善が得られます。スギやダニアレルギーに対しては舌下免疫療法を行っています。突発性難聴、顔面神経麻痺については入院から外来治療まで重症度に応じた治療を行っています。手術治療に関しては、中耳炎に対する鼓室形成術や頭頸部腫瘍手術など頭頸部領域全般に対応が可能です。副鼻腔炎に対する鼻内内視鏡手術ではナビゲーションシステム、また耳下腺・甲状腺手術では神経モニタリングが導入され安全性の確保にも努めています。放射線科の協力を得て頭頸部癌に対する化学放射線治療も成果を上げています。

放射線科

部長 大久保 敏之

部長
大久保 敏之

放射線科は診断部門と治療部門とからなります。診断部門では各診療科からのご紹介にもとづき、単純撮影、CT、3T (テスラ)の最新装置を含むMRI、超音波、血管造影、核医学 (RI) 等を用いて疾患の診断のための画像を提供しています。画像は診断専門医が読影(診断)しています。CTによる肺癌検診も行っています。治療部門では放射線治療の常勤医がCTを用いた治療計画装置および昨年度更新した最新照射装置 (LINAC) で確実で効率の良い放射線治療を行っています。直接患者さんとお話をする機会は少ないですが、各診療科の先生方やコメディカルスタッフの方々と密接な連絡を取り、患者さんの利益が最大になるように丁寧かつ精確な診断、治療を心掛けております。

IVR科

部長 鈴木 丈夫

部長
鈴木 丈夫

IVR科では、画像診断技術を応用したインターベンショナルラジオロジー(IVR:画像下治療)と呼ばれる低侵襲性治療を多数行っています。具体的には、肝癌に対する肝動脈塞栓術や動脈硬化で細くなった血管を広げる血管拡張術、体内にできた膿瘍を切らずに体外へ出すドレナージ術など多岐に渡る手技を行っています。また、当科では超音波診断(肝臓、胆のう、膵臓、脾臓、腎臓などの腹部領域や乳腺、甲状腺、皮下腫瘤などの表在領域、さらには頸動脈などの血管領域)も行っています。
IVR、超音波診断ともに、学会認定の専門医の指導のもとで、当科の医師や技師は皆様に安心して受けていただけるように万全の体制で日々務めております。

リハビリテーション科

医長 竹川 徹

医長
竹川 徹

理学療法士11名、作業療法士5名、言語聴覚士2名体制で、適切にリハビリテーションを提供します。
入院では、院内他科の脳卒中、神経疾患、骨折、人工関節・靱帯損傷・各種疾患の術後、腫瘍・緩和ケア、慢性閉塞性肺疾患・呼吸器疾患の周術期、摂食・嚥下機能障害患者が中心です。高齢者・元々からの障害者が増加傾向にあり、早期からの離床を心がけるとともに、褥瘡対策、NST(栄養サポートチーム)、排尿ケアでチーム医療を実践しています。
外来では、上下肢痙縮(つっぱり)・かぎ爪様趾へのボツリヌス毒素治療、NESSシステム®による電気刺激療法、義肢・装具、失語症(全体構造法:JIST法)、書痙・ジストニアに対する専門治療を実施しています。

麻酔科

院長補佐兼部長 平石 禎子

院長補佐兼部長
平石 禎子

当院麻酔科のスタッフは6名の麻酔科標榜医からなり、うち2名は日本麻酔科学会認定の指導医、4名は認定医で、麻酔経験豊富なスタッフから構成されており、麻酔科開設当初より安心、安全な麻酔を心がけています。スタッフの中にペインクリニック学会認定の専門医資格を有する者が2名おり、種々の疾患に由来する痛みの治療に当たっています。また、東洋医学学会認定医も1名在籍しており、西洋医療に漢方医療を取り入れ様々な不定愁訴に対応しています。この他にもがん患者さんを対象とした緩和医療にも積極的に関わっています。平成17年からは緩和ケアチームを立ち上げ、院内の患者さんに対して緩和ケアを提供してきた実績や経験をもとに、平成25年度には緩和ケア病棟を立ち上げ、今では多くの院外からも患者さんも受け入れるようになっています。麻酔科は痛みをコントロールするという特技を生かして、色々な分野で患者さんに関わっています。


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