防災週間(8月30日~9月5日)中の8月31日(金)に麹町消防署の立会いを頂き、災害時に迅速かつ的確に被害の拡大防止措置がとれるよう、防災訓練を実施しました。
今回の防災訓練は、短時間に様々な事態(地震発生、火災発生、エレベーター停止等)が発生するという想定のもと、当院自衛消防隊による消火活動、患者受入・搬送やトリアージ訓練等を行いました。
消火活動訓練は、病院1階入口付近での出火に対し、自衛消防隊による初期消火活動を行いました。患者受入訓練は、同じく1階入口付近に患者受入のためにブルーシートで場所を確保し、富士見2丁目町会防災部長等5名の方及び東京薬科大学学生15名の方に集合いただきました。トリアージ訓練も同じく1階入口前実施し、患者受入訓練で集合いただいた20名の方々に複数のケースを想定した模擬患者としてご参加頂き、医師によるトリアージ後に看護師の指示に従い、症状別の患者搬送を行う等実用的な訓練を行うことが出来ました。
訓練終了後に行われた反省会において、麹町消防署から、災害時には自身の安全を確保した上で、被害状況や危険の把握等が重要である旨のアドバイスをいただきました。
今後も、当院スタッフ全員が「災害時に自らが何をするべきか」を考え、行動できるよう、繰り返しの訓練により防災意識を高め、災害発生時の適切な対応等地域の中核医療機関としての使命・役割を果たしていきたいと考えております。
災害対策本部の模様
患者搬送訓練の模様
トリアージ訓練の模様
消火活動訓練の模様