病気や怪我などの治療の為、長期間に渡って安静状態を継続することにより、身体能力の大幅な低下や精神状態に悪影響をもたらす廃用症候群になることがあります。
生活不活発病とも呼ばれています。
今回環境の悪化によりSTAY HOMEが言われる中で、長期にわたっての行動制限が必要となる生活を送らざるを得なくなりました。
このような状態では、以下のように体に悪影響を与えることもあります。
最近では、テレビでも運動をしている映像を多くみるようになりました。
運動することによって、筋力の維持向上をすることで生活を活性化し自信が持てるようになり、さらに、気分的な落ち込みを伴ううつ状態をなくし、前向きに取り組む気持ちを向上させるなど精神的な機能低下も防ぐことができると言われています。
心身ともに元気に過ごせるよう、運動を紹介したいと思います。
(1)ひざの曲げ伸ばし運動
ひざをしっかりと曲げ伸ばししましょう。
(2)足首の運動
足裏にタオルをかけて足首をそらし、つま先を踏み込みます。
(3)ねじりの運動
ひざを立て、左右に体をゆっくりとねじりましょう。
少しずつ座る時間を長くしましょう。気分が悪くなったり、痛みが出たりしたら、休んでください。
(1)ひざの曲げ伸ばし運動
ひざをしっかりと曲げ伸ばししましょう。
(2)足首の運動
足首もしっかりと反らしたり、踏み込んだりしましょう。
公益社団法人 日本理学療法士協会
『外出できない時に体力を落とさないためのリハビリ』から抜粋