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ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第146号【7】
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けんこう家族 第146号【7】

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ナースステーション 放射線治療ってどんな治療?

がん放射線療法看護認定看護師
立花 香織

みなさんは、放射線治療と聞いてどのような印象をお持ちですか?「体に悪影響がある」「髪の毛が抜ける」「免疫が落ちる」これは、実際に患者さんから聞いた放射線治療に対するイメージです。放射線治療は、手術と同様にがんのある部分だけを治療する局所療法なので、頭部へ照射をしない限り髪の毛が抜けることはありません。また、一般的に治療が原因で免疫機能が低下することもほとんどありません。放射線治療は手術・薬物療法と並ぶ「がんの3大治療法」の1つですが、日本は戦争による被爆国であることや、原発事故などの影響による恐怖心から、放射線治療に対して誤った認識をしている方も決して少なくありません。

放射線治療のメリットは、患者さんへの身体的な負担が少なく、臓器や機能を温存しながら治療ができる特徴があり、根治治療から生存期間の延長、症状緩和に至るまで、早期から終末期までのあらゆるがん腫に対して効果的な治療を行うことができます。また、通院治療が可能であり、仕事や育児、介護など様々なライフスタイルとの両立が出来ます。

数ある選択肢の中からご自身にとって最善の治療を選ぶ為には、患者さんやご家族が、治療方法を正しく理解することが必要です。放射線治療室では、患者さんが安心して安全に最適な治療が受けられるように放射線治療医や技師と連携し、日々患者さんの治療に携わらせていただいております。

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