9階東病棟は主に血液内科と内分泌代謝内科の患者さんが入院治療をうけています。設備として血液の病気の患者さんが使用する無菌室や、応接間がある特別室があります。血液内科は白血病などの骨髄の病気で、抗がん剤による全身治療が主になります。近年の医療の発展により様々な種類の抗がん剤が開発されてきました。病気の種類によっては飲み薬も増え患者さんに合った治療を選択することになります。がんと闘う患者さんの身体面、心理面、気がかりなことを少しでも訴えやすくするため、院内では「生活のしやすさ質問票」を使用し早期からの緩和ケアをめざしています。当院は、がんサポートチームが活動し医師や認定看護師、薬剤師などの助言を受けられます。患者さんはもちろん看護師もより専門的な助言をうけられるため頼りにしています。「患者に寄りそう安心な看護」を目標に多職種を含めたカンファレンスを行い、患者さんの利益を考え日々看護ケアを行っています。内分泌代謝内科では生活習慣病である糖尿病教育入院を担当し、血糖調整やインスリン注射の指導、退院後の生活へのアドバイスをしています。当病棟には特定行為糖尿病認定看護師や糖尿病療養指導士がいるため専門性の高いケアを学びながら患者さんのケアを実践しています。チームワークが良いことが自慢ですので安心して療養できます。どうぞよろしくお願いいたします。