技師長 浅香 崇夫
放射線科、IVR科に所属する診療放射線技師についてご紹介します。
皆様、診療放射線技師という職業をご存知ですか?身近なところでは骨を折ってしまったら必ず撮影する「レントゲン」と言われている一般撮影や、健康診断での胸部撮影等も行っています。診療放射線技師の仕事はそれだけではありません。皆様もご存じのCT、MRI検査はもちろんのこと、カテーテルを使用する血管撮影検査・治療、放射線医薬品を使用したアイソトープ検査、高エネルギー放射線を使用して腫瘍等を治療する放射線治療など多岐にわたっています。通常、診療放射線技師が携わる事はあまり無い超音波(腹部、表在、甲状腺、乳腺、頸動脈等)検査も、当院では日本超音波学会指導医の下行っております。
2017年4月には、従来のMR装置(当院比較)の磁場が2倍にあたる3T(テスラ)MRI装置が稼働しました。撮影部位によりますが、より高画質の画像を各診療科に提供しております。また、5月半ばから放射線治療装置(エレクタ社製シナジー)が新しくなり、より高精度な放射線治療を行っています。2023年1月からは核医学装置の更新に伴い、吸収補正用CT搭載型SPECT装置を導入し、検査時間の短縮と病変描出能力が向上いたしました。
私ども診療放射線技師は29名います。放射線科とIVR科に所属しております。
技師としての職務は、検査室から患者さんが出られるまで及んでおり、患者さんに対して親切・丁寧な対応、安全で安心な検査を心がけています。また、技師として大事なことは撮影技術の向上です。臨床的価値の低い画像を撮影しても意味がありません。『玉磨かざれば光なし』ということわざがあるように、技術向上の学習にも力を注いでいきます。そして、診療放射線技師として患者さんから高い信頼を得られるように一同努力して行く所存です。
一般撮影チーム
CTチーム
MRIチーム
アイソトープ(核医学)チーム
放射線治療チーム
IVRチーム
超音波チーム
マンモグラフィーチーム
外来看護師チーム
再雇用チーム
放射線科クラーク