七夕と言えば織姫と彦星のロマンチックな話が有名ですが、これは平安時代から続く伝統的な日本の五節句の行事であり、中国の文化と混じりあい、さらに時代を経ながら少しずつ変化をして現在の七夕まつりに至っているそうです。
今年、看護部では、七夕に向けて1階の渡り廊下に“天の川”をイメージした飾りつけを行ないました。看護部質向上委員が華やかな飾りを作成し、来院の方々が思いをこめて短冊を記入して笹に飾ってくださいました。
古(いにしえ)の時代にも思いを寄せつつ、七夕当日の夕方には1階ロビーにて七夕イベントも開催しました。歌のゲストにスピリチュアル・カウンセラー、ボイストレーナーとして幅広くご活躍中のManmiさんをお迎えし、また、当院看護師の内藤さんはギターの弾き語りを披露してくださいました。お二人の優しくも力強い歌声に、闘病生活に対する勇気と希望を受け取ってくださった患者さんも多かったようです。イベントの最後には、ゲストと患者さんと病院職員が一緒に「たなばたさま」と「見上げてごらん夜の星を」を合唱しました。この大合唱の時間は、患者さんと病院職員が一体になったことを実感する素晴らしい時間となりました。
入院生活の中では季節を感じていただくことが難しくなりますが、このようなイベントによって少しでも季節感や癒しを感じていただくことができたら幸いです。看護部では今後もこのようなイベントを継続していきたいと思っています。
☆次回は12月に、クリスマス会を予定しています。お楽しみに☆