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ホーム  健康情報  病院だより「けんこう家族」  けんこう家族 第140号【9】
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けんこう家族 第140号【9】

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ナースステーション 「時々入院、ほぼ在宅」地域の人と社会の健康をめざして

5階西病棟看護師長
井上 みず穂

ナースステーション

日本は、諸外国に例をみないスピードで高齢化が進行しています。65歳以上の人口は、2042年でピークを迎え、その後も、75歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されています。このような状況の中、厚生労働省は、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。

その地域包括ケアシステムを支えるために作られたのが「地域包括ケア病棟」です。2020年(令和2年)3月、5階西病棟は地域包括ケア病棟として開設されました。短期手術の患者さんや、一部の内分泌疾患の患者さん、急性期の治療を終え、リハビリや退院調整が必要な患者さんが入院されます。当病棟には医師、看護師、薬剤師の他にリハビリスタッフ、社会福祉士、医事課担当がチームとして活動しています。患者さんの住み慣れた地域への退院に向け、在宅や施設の環境を考慮したリハビリ、退院後の生活を見据えたサービス調整・施設探しなどのサポートを行っています。その際は、きちんと患者さんやご家族の思いを大切にし、それに寄り添った支援が行えるよう心掛けています。

患者さんが住み慣れた地域で楽しく過ごし、体調が悪い時は早めに入院し、また地域に戻る。高齢になってもサービスを活用し、尊厳のある暮らしができる。「時々入院、ほぼ在宅」が可能な社会へ貢献できる病棟にしていきたいと思っています。



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