乳がんは日本人女性に最も多いがんですが、早期に発見できた人の約90%は、ほぼ完治しています。
マンモグラフィ検診により、乳がんによる死亡の危険性が減ることが証明されていますが、万全ではありません。特に閉経前でいわゆるDense breast(高濃度乳腺)の方は、正常な乳腺と乳がんが同じ様に「白く」なるので区別して見つけることが難しい場合があるからです。
一方超音波検査では乳腺は「白く」、多くのがんは「黒く」描出されるので比較的発見しやすいという利点があり、特に40才代の女性では超音波検査を併用するとマンモグラフィ単独より多くの乳がんが見つけられることがわかってきています。マンモグラフィに比べると治療の必要のない良性の変化を拾い上げすぎる欠点もありますが、利点・欠点をご理解していただいた上で、40才代の方に超音波検査の併用をお勧めしています。
水曜日の女性検診日に実施します。当面は1日に5名さままでで、先着順といたします。
料金は5,500円(消費税込)です。