東京逓信病院では、基幹型臨床研修病院※として毎年11名の初期臨床研修医を受け入れています。今回は研修医2年目のお2人に、当院での研修について伺いました。
※基幹型臨床研修病院とは:厚生労働省の基準を満たし、独自の研修プログラムを作成して研修医の指導を行う病院のこと
東京逓信病院を研修先に選んだのは、病院見学をした際に研修医の先生方が主体的に診療に携わっている姿を目の当たりにし、より実践的で深く診療に携わることができると感じたからです。
指導医の先生からは熱心な指導を受けることができ、メディカルスタッフの方々との距離も近く、とても働きやすい環境であることです。そのような中で、研修医にもある程度の裁量権が与えられ、急変時や救急外来での初期対応から患者さんの退院へ向けた社会的な調整まで様々な経験をさせていただいております。もちろん、自分だけでは対応できないことについては、指導医の先生に相談し、メディカルスタッフの方々とも連携を取りながら診療を行っております。また、勉強熱心な同期やロールモデルとなるような専攻医の先生方にも恵まれ、身近なところから刺激を受けることができ、日々充実した研修生活を送れていると感じております。
多くの患者さんやそのご家族が安心して医療を受けていただけるよう、丁寧な診療を心がけていきたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。
医師としての生活に踏み出す環境として当院を選んだのは、学生の時に実習で訪れた際に、研修医の先生方が指導医や多職種の方に信頼されながら主体的に働いている姿を見て、自分もこうなりたいと強く憧れたからです。
実際に研修を開始して、疑問点はささいなことでも丁寧に教えていただける一方で、研修医の裁量が大きく一人ひとりの力量に応じて診療に主体的に関与する機会に恵まれているため、診療能力を鍛え責任感を育むのに理想的な環境だと感じています。また、アットホームな雰囲気の病院なので、多くの指導医や他職種の方と関わる研修医にとって非常に働きやすい環境だと感じますし、幅広い専門性を持ったスタッフが各分野で活躍している一方で、様々な問題を抱えた患者さんに対しては複数の分野のスタッフが連携しながら診療にあたっていることが研修医という立場から見ていてもよくわかります。このような環境で2年間をかけて多数の診療科をローテーションする中で、日々指導医の先生方の熱心な指導を受け、多職種の方にサポートしていただき、向上心の強い他の研修医からも良い刺激を受けながら、様々なことを学んでいます。
研修医は患者さんとのやり取りの中から学ぶことも多いと思っています。研修医一同切磋琢磨しながら患者さんに寄り添う質の高い医療を提供できるよう日々努力しておりますので、診療の場で担当させていただく際には、どうぞよろしくお願いいたします。
当院には1年目、2年目合わせて20名以上の臨床研修医がいますので、担当させていただく事があるかもしれません。患者さんに満足いただけるよう日々切磋琢磨しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |