下部消化管内視鏡検査(大腸内視鏡検査)のおすすめ
大腸がん(結腸、直腸S状結腸移行部、直腸のがん)は、食生活の欧米化に伴って増え続けています。がんによる死亡原因の全体に占める割合は、男性では3位、女性では1位(国民衛生の動向2016/2017)と、男女ともに大きな要因となっています。
大腸がんの予防には、大腸ポリープ、大腸がんなどの早期発見が大事です。そのために、肛門から柔らかい管の先にカメラの付いた内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までを観察する検査、いわゆる「大腸カメラ」が重要です。内視鏡による大腸癌発見率(0.26%)は便潜血検査(0.049%)の5.3倍と高率です。(人間ドック731:55-66,2016)
年齢的に50歳を過ぎられたら、3年に1度程度の検査をお勧めします。人間ドックでの検査の場合は観察のみです。処置が必要な場合は、診療科を紹介いたします。
ご希望によっては、セデーション(鎮静)下での検査も可能です。(その場合、10,800円の追加料金が発生します。)詳しくは、人間ドックセンターへお問合せください。(電話 03-5214-7055)
オプション料金 21,600円(消費税込)