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けんこう家族 第150号【6】

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東京逓信病院のがんケア 診断された時からの緩和ケア

がん化学療法 看護認定看護師
南里 栄


緩和ケアとは?がん医療と対比して捉えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?一方で、最近は「私はいつから緩和ケアを受けられますか?」と、治療開始と同時に希望される患者さんも増えてきました。

2人のうち1人ががんを患う、といわれるようになって久しい現代。生きるための治療は一方で、身体・気持ちの変化や社会生活での時間・お金・役割などの一部に影響がでることもあります。そのような患者さんやご家族の身体と心に起こるつらさをやわらげ、その人らしい生活を送ることができるよう支援すること。それが緩和ケアなのです。

当院の最大の強みは、がん医療に関わるほとんどの医師が、緩和ケア研修を修了し、緩和ケアマインドを持ち、診療にあたっていることです。また、診断時からの緩和ケアについて、看護教育を実施しており、緩和ケアリンクナース(他職種との窓口になり、看護師と緩和ケアに関わる他職種とをつなぐ役目を担う看護師のこと)が各部署に配置されています。そして、それらを強化するしくみもあります。多職種で構成される「緩和ケアチーム」と資格を有する看護師の「がん看護サポーター」が診療科との協働支援をおこないます。抗がん治療をしていない又は終了した患者さんの入院病棟として「緩和ケア病棟」があります。

更には、患者さんやそのご家族及び当院の患者さん以外でも、さまざまな悩みやご相談をお受けし、暮らしを営む地域をつなぐ役割を持つ「がん相談支援センター」を有しております。あなた自身や大切な人のため、緩和ケアのことをもっと知ってご利用ください。


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