近年の医学の進歩は目覚ましく、上部消化管領域(食道・胃など)の外科手術においても近年大きく変わってきております。
現在の日本人の死亡原因の第一位は悪性新生物、いわゆる「癌」です。当グループでは、食道癌・胃癌の治療が多くを占めており、より力を入れている領域です。さらに上部消化管領域には癌以外の疾患も多数あり、いずれの治療においても最善の方法で行えるよう努力しております。
現在、癌を含めて様々な疾患においてガイドラインが存在します。基本的にはガイドラインに沿った治療を行いますが、患者さん個々にその症状・併存症・体力・年齢・考え方などに当然違いがあります。それらを考慮しつついろいろな意味でより良い治療、さらにガイドラインを越える治療を目指して行っております。安全性と根治性を第一に、そしてより侵襲の少ない治療を目指し、当グループでも日々新しい技術・知識を取り入れております。
近い将来、さらに医学が進歩していき想像を超える治療が行われる時代が来るかもしれません。しかし、どんなに技術が進歩しても人は肉体的にも精神的にも計算通りにはいかないものと思っております。より高度化する手術の中にあっても、人と人との心のつながった温かい医療を忘れてはいけないと常日頃より思っております。お困りのことがあればいつでも、東京逓信病院外科にご相談ください。
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